第2~4中足骨骨頭部痛

外反母趾研究所・東京本部

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第2~4中足骨骨頭部痛

第2~4中足骨骨頭部痛

症状について

外反母趾の痛みは親指のつけ根に出ますが、それ以外に人差し指や中指のつけ根に痛みが出るケースがあります。

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この指のつけ根の部分は解剖学用語で『中足骨骨頭部(ちゅうそくこつこっとうぶ)』と呼ばれていて、足の甲にある中足骨という細長い骨の頭の太くなっている部分を示しています。
 
『中足骨骨頭部痛』とは文字どおり、この部分が痛むことですが、症状がひどくなると慢性的に患部が腫れて膨らんでしまう(特に第2中足骨骨頭部)ケースもあります。


この現象は第1中足骨骨頭部骨痛の症状で、第1中足骨骨頭部の骨膜や毛細血管が破壊され骨化して太く膨らんだ状態と同様と考えています。


外反母趾の痛みは気にならないけれども、長時間の歩行によって第2~4中足骨骨頭部に痛みが出る症状です。

原因についての考察

一般的にはハイヒールなどの靴の影響や、横アーチが崩れて開張足になることが原因とされています。


しかし実際には、ハイヒールをやめてスニーカーに替えても、横アーチサポートのインソールを使用しても症状が好転しない方が少なくありません。


第2~4中足骨骨頭部痛の方の歩行をチェックすると、足裏の体重移動が親指方向ではなく人差し指や中指のつけ根(第2~4中足骨骨頭部)で止まってしまい、そこから蹴り出すように歩いています。

歩行の側面

これを毎日数千回、何十年と繰り返していれば骨頭部にストレスが蓄積されて痛んでくるのは当然の結果です。


さらに加えて足裏が地面に着く瞬間に、踵と同時に中足骨骨頭部を地面に叩きつけて接地している方も非常に多くみられます。

接地比較

 

元々、中足骨骨頭部は踵の骨に比べて大きな骨の塊ではないので、地面からの最初の衝撃を受け続けて耐えられる強度はありません。


このように、靴や開張足は2次的な要因であり、第2~4中足骨骨頭部痛の根本的な原因は悪い歩き方にあると私は考えています。

治療法についての考察

一般的にはインソールや中足骨骨頭部に負担をかけない靴などが処方されていますが、私は腰痛患者にコルセットだけを処方しているのと同じことではないか考えています。


靴やインソールを使用しない室内で、フローリングの上を歩いて第2~4中足骨骨頭部に痛みが発症するのは根本原因が改善していないからです。


開張足という『形』の改善には長期間を要しますが、形が改善しなくても中足骨骨頭部を地面に叩きつけ、そこから蹴り出すように歩かなければ、第2~4中足骨骨頭部痛は改善していきます。

ゆりかご歩き

外反母趾が合併していなければ、早期から親指に体重を移動させることが可能なので、『ゆりかご歩き』が習慣化すれば比較的早く改善されます。


第2~4中足骨骨頭部痛を悪化させてしまうと『モートン病』に進行してしまうので、できるだけ早期に歩行改善に取り組むことが重要です。

 

外反母趾研究所 代表 古屋 達司

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