ハンマートゥ

外反母趾研究所・東京本部

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ハンマートゥ

ハンマートゥ

症状について

ハンマートゥは足指の変形の一種で、第3関節が反り上がり、第2関節は曲がった状態でさらに、第1関節が反っている状態です。


変形の状態がハンマーの頭のように見えるのでハンマートゥと呼ばれています。

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ハンマートゥは浮き指と同様に指の背面部にタコができる場合があります。


ハンマートゥで特徴的なのは、指を縮めて指の腹の部分だけにピンポイントで力を入れて歩いているので、その部分にタコができることがあります。

 

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経過年数が長期になると、関節が固まり拘縮を起こして指が伸びなくなるケースもあります。


私は浮き指の状態が長期に経過した結果、ハンマートゥの変形に進行していくものと考えています。


それは、私の臨床経験上において、ハンマートゥは中高年層に多く若年層にはほとんどみられなかったからです。

原因についての考察

一般にハンマートゥの原因としては、ハイヒールなどの足に合っていない靴を長期間履いていることが指摘されています。


また、関節リウマチ・痛風・糖尿病などの疾患によって発症するともいわれています。


私は上記のような原因以外では、『指先だけに力を入れ過ぎている歩き方』がハンマートゥに大きな影響を及ぼしていると考えています。

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本来の指の働きは第3関節からしっかり伸びて、立っている時や歩いている時に体重を支えることです。


しかし、一般の歩行指導で「指で地面をつかむように歩く」と言われることがあり、これを忠実に行おうとすると指先だけに力を入れ過ぎるため、靴の中で指は縮んでしまいます。


このような歩き方は『指を使って歩いている』のではなく『指先だけに力を入れ過ぎて歩いている』だけなので、指の腹の部分にストレスが蓄積されていきます。


イメージとしてハンマートゥは指全体の【面】で体重を支えるのではなく、指先の【点】で体重を支えながら歩いている状態です。


このようなストレスの蓄積でできた指の腹のタコは、歩行時に強い痛みを発症するようになります。

ハンマートゥ

 

また、大きな靴を履いていると歩行中に脱げないよう、指先だけに力を入れ過ぎるのも原因と考えられます。


さらに、ペタペタ歩いていると足が前方に滑り指が靴先に常に圧迫されるため、ハンマートゥ変形の進行に拍車がかかります。

 

治療法についての考察

糖尿病などの疾患以外の原因で発症したハンマートゥは、一般的には足指のマッサージ・ストレッチ・装具・インソール・靴などで対応することが多いようです。


また、拘縮を起こして痛みの強いケースでは、手術適応になることもあるようです。


しかし、ハンマートゥの方が『指先だけに力を入れ過ぎて歩いている』ケースでは、歩き方の改善が最も重要だと私は考えています。

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私が提唱している『ゆりかご歩き®』は指で体重を支える歩き方ですが、指先に力を入れるのではなく、指を伸ばして全体で体重を支える歩き方です。

 

ただし、『ゆりかご歩き®』は指で体重を支えるため、指の腹にタコができている方には痛みを伴う場合もあります。


そのような時は、保護バットの併用や皮膚科などでタコをケアしながら少しずつ歩行改善に取り組むことが重要です。


ただし、指が拘縮を起こしていると『ゆりかご歩き®』でも指が伸びないため、できるだけ浮き指の初期に歩行改善に取り組むことをお勧めします。

 

外反母趾研究所 代表 古屋 達司

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