改善例1:靴に擦れて化膿した外反母趾

外反母趾研究所

改善例1:靴に擦れて化膿した外反母趾

改善例

2021/02/25 改善例1:靴に擦れて化膿した外反母趾

 

K・N様(50代・女性・主婦)

 

この方は私が医療の世界に入ってから出会った方の中で、ある意味一番ひどい外反母趾の症状を持った方でした。

 

変形はまだ少ない方でしたが、私が驚いたのは、親指の付け根の出っ張っている部分が靴にこすれ続けて皮がむけて、ひどく化膿していたからです。

 

化膿してしまった外反母趾を診た時は、その痛みと、そこまでなっても歩かなければならない苦しみがひしひしと伝わって来ました。

 

歩かなければならない仕事なので毎日がとても辛く、大好きな山登りはあきらめていました。

 

もちろん外反母趾が悪化するまで治療をしなかった訳ではありません。

 

K・Nさんは、紹介を受けてある大学病院で診察を受けていました。

 

しかし、大学病院では足に触れる訳でもなく、レントゲンを診ただけで、すぐ手術の話になったそうです・・・。

 

当所で治療を始めて36日目で左右どちらの痛みも消失しました。

 

その後もご本人より、しっかり治したいとのご希望があったため、定期的に治療を続けました。

 

左側が初診から5ヶ月後、右側が1年5ヶ月後です。(残念ながら、この方の初診時の写真記録はありませんでした。)

 

5ヶ月後の左親指の付け根はこすれすぎて化膿してしまった跡がまだ痛々しく残っています。

 

この方の1年5ヶ月後の足と比較すると、右足は残念ながら外見上の変化はありませんが、左足は、横アーチの幅、外反母趾の角度、親指の捻れが改善されているのがお分かり頂けると思います。

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