改善例5: 腫れと痛みが著明な外反母趾

外反母趾研究所

改善例5: 腫れと痛みが著明な外反母趾

改善例

2021/02/25 改善例5: 腫れと痛みが著明な外反母趾

 

 

T・A様(60代 男性 会社員 )

 

T・Aさんは右親指の腫れと痛みで来院されました。

 

最初は右親指の違和感だけだったのが、ソフトボールをした後に症状が悪化し、腫れと痛みが著明となってしまいました。

 

病院では痛風ではないと診断され、鎮痛消炎剤を処方されました。

 

2週間が経過して、ある程度痛みと腫れは落ち着きましたが、夕方になるとまだ患部に痛みが出る状態で、毎日歩く仕事なので早く良くなりたいと当所を受診されたのでした。

 

本来ならば、急性の炎症症状がみられる外反母趾は、治療をお受けしないのですが、病院で痛風ではないと診断された事と、鎮痛消炎剤が処方されていたのでお受けすることにしました。

 

T・Aさんの第3関節はほとんど動かすことができず、また、歩行もペタペタ歩きで足指にしっかり体重を乗せて歩いていませんでした。

 

そこで、テーピングとトレーニングと生活習慣の改善指導を行い、経過を見ることにしました。

 

T・Aさんはお仕事が忙しい中、きちんと1週間おきに来院され、20日目には患部の痛みや腫れはほとんど消失しました。

 

ただ、第3関節の動きがまだ悪く、歩行状態がまだ安定していないので再発防止も兼ねて、もう少し治療を続けることにしました。

 

その後の地道な努力の結果、第3関節の動きや歩行状態が改善されたので81日目に治療を終了としました。

 

初診時と終了時の足指を比較して、今まで腫れていた右親指ばかりに気を取られていたのですが、隣の指に乗り上げていた左親指の変形も矯正されていたことに改めて気がつきました。

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