改善例6:通学だけで激痛が走る中学生の外反母趾

外反母趾研究所

改善例6:通学だけで激痛が走る中学生の外反母趾

改善例

2021/02/25 改善例6:通学だけで激痛が走る中学生の外反母趾

 

 

S・F様(10代 女性 中学生 )

 

S・Fさんの外反母趾歴は幼稚園の頃からで、小学校低学年の時に一度、整形外科を受診されましたが、「様子をみましょう。」と言われただけでした。

 

中学生になってスポーツをほとんど毎日行うようになってから、痛みが増加して日常生活にも支障が出てきたため、外反母趾研究所に来院されました。

 

最近では通学時の歩行でも親指の付け根に激痛が走り、夜間寝ているだけでもズキズキ痛み、病院で痛み止めを処方してもらい何とか痛みを我慢して生活している状態なので手術も検討しているとのことでした。

 

S・Fさんの足は著明な変形ではありませんでしたが、親指の付け根が膨らんで赤味を帯びており、慢性の炎症を起こしている状態で、思春期の女の子によく見られるタイプの外反母趾でした。

 

また、第3関節が全く動かず、著明な浮き指で歩行はほとんど足指に体重を乗せずに、患部を地面に叩きつけるような歩き方をしていました。

 

さっそく問題の生活習慣改善の指導とトレーニング及び矯正テーピングを開始しました。

 

治療を開始して29日目には就寝時のズキズキした痛みが消失し、歩行時の痛みも少なくなってきました。

 

その後は良くなったり、また痛みが再発したりの繰り返しでしたが、120日目頃には通学時の痛みの回数が減少してきました。

 

140日目頃には日常生活での痛みが無くなるまで回復しましたが、まだ長く走った後の痛みだけは残っていました。

 

お母さんに娘さんの足は『走る』という刺激にまだ耐えられない状態であること、引き続き自宅でのトレーニングと良い生活習慣を続けて、時間をかけながらしっかりした足を作ることの必要性を説明しました。

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