改善例9:インソール歴6年の親指タコの痛み

外反母趾研究所

改善例9:インソール歴6年の親指タコの痛み

改善例

2021/02/25 改善例9:インソール歴6年の親指タコの痛み

 

 

 M・M様(60代 女性 会社員)

 

M・Mさんは左親指の側面にできたタコの痛みがお困りで外反母趾研究所を来院されました。

 

約10年前から親指が曲り始め、同時に痛みも徐々に強くなり、今まで10年間もの間、親指の痛みに悩まされてきたそうです。

 

もちろん、今まで何も治療を受けなかった訳ではなく、大学病院で作ってもらったインソールを6年間履き続けていましたが、あまり効果はありませんでした。

 

他にも、近所の接骨院で電気やテーピングなどの治療を3年間ほど続けましたが、これも効果はありませんでした。

 

私が足を拝見すると、足指の向きがバラバラでかなり浮き上がっており、今まで足指にしっかり体重を乗せて歩いていなかったことが容易に判断できました。

 

外反母趾角は 右33.3度 左は41.9度 あり、左は重度の外反母趾でさらに捻じれてしまっている状態でした。

 

歩行状態を実際に確認しましたが、思ったとおりのペタペタ歩きでした。

 

この歩き方では、いくらインソールやテーピングを続けていても、根本的な原因改善のアプローチがされていないので痛みと変形の進行が続いていたと思われます。

 

M・Mさんは今までの治療になかった、『生活習慣の改善にアプローチする』外反母趾研究所の治療方針にご賛同下さり、遠方から通い続けて治療に真剣に取り組まれました。

 

M・Mさんの足は重度の外反母趾で捻じれがあり、しかも足指がバラバラの状態でしたので、私はある程度改善するまでには相当な日数が必要だと予想していました。

 

しかし、予想に反して治療開始12日目には足指にしっかり体重を乗せて歩けるようになり、35日目で10年間悩まされていた親指のタコの痛みがほとんど気にならなくなりました。

 

その後も、治療を続け77日目で終了することができました。

 

治療開始からまだ2ヶ月少々ですので、もちろん親指が真っ直ぐに戻ることはありませんが、バラバラだった足の指(特に右足)がまとまってきているのが確認できました。

 

最後の治療を終えてお帰りの際、玄関で「もっと早く先生と出会えていたら、10年間も痛みで悩まされることがなかったのに。」とおっしゃって頂けたのが心に残りました。

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