もし、自分の子どもの足が外反偏平足だったら(後編)

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もし、自分の子どもの足が外反偏平足だったら(後編)

足の障害コラム

2017/06/15 もし、自分の子どもの足が外反偏平足だったら(後編)

外反偏平足の治療を始めた時に2歳だった娘も幼稚園児になりました。

 

娘の外反扁平足の矯正のために、自作インソールを使用してから約1年が過ぎ、娘は幼稚園に入園する歳になっていました。

 

整形外科で娘の再診のレントゲン検査をして頂きましたが、結果は特に大きな変化は無く、良くも悪くもなっていない状態とのことでした。

 

そこで、今までの外出する時のインソールだけではなく、室内でも装具を履かせて矯正時間を長くするという治療方針が加わりました。

 

成人の足では矯正しても改善はあまり望めませんが、成長期の子どもの足であれば改善の可能性があるからです。

 

出来上がった室内用装具は軽いブラスチック製のもので、マジックテープで着脱できるものでした。

 

 

 

しかし、せっかく作った室内用装具ですが、半年ぐらいしか使用することができませんでした。

 

それは、この室内装具が痛いとか合わないからではなく、『音』が原因だったからです。

 

私たちの住まいがマンションなので、フローリングの上を歩くと、まるでタップダンスの靴のように、カツカツと音が響くのです。

 

これでは階下の方の迷惑になると気づき、プラスチック製の装具の靴底に防音素材を貼り付けてみました。

 

防音素材によって音は半減しましたが、今度はそれによってフローリングの上でよく滑るようになってしまい、結局、わずか半年で使用を諦めることにしました。

 

室内装具はこのような事情で使用できなくなってしまったので、幼稚園の上履きの中に入れるインソールだけで対応して、様子を見ることになりました。

 

 

当時の娘の生活の中で靴を履いている時間が一番長いのは、幼稚園で上履きを履いている時だったので、成長期の今、できる事はしておきたいとの想いで整形外科で制作して頂きました。

 

ただ、娘は相変わらずのペタペタ歩きでしたので、外反扁平足でペタペタ歩きを続けていたら200%外反母趾になってしまうことは分かっていたので、私ができることとして歩行指導を行うことにしました。

 

幼稚園に上がるまでは、指を使って歩く『ゆりかご歩き』を教えてもなかなか理解してもらえなかったので、ほとんど自然に歩かせていました。

 

しかし、さすがに幼稚園児にもなると私が歩いて手本を見せてマネをさせると、なんとか指を使って歩く形ができるようになってきました。

 

それからは、自宅はもちろん、としまえんのプールサイドなど所かまわず気が付いたら「またペタペタ歩いてるよ」と注意し続けました。

 

娘にとっては足が痛くて困っている訳ではないので、慣れている歩き方を変えさせられるのはかなり抵抗があったと思います。

 

実際に外反母趾外来にいらっしゃる小学生のお子さんでまだ痛みが出ておらず、親御さんが変形を心配して来院されるケースがあります。

 

そのような場合、本人は痛くて困っていないので、私が歩行指導をしても『やらされている』感のある子が多いです。

 

小学4年生の時の娘の外反扁平足は2才の時と比べて、かなり踵の傾きは改善されたようですが、それでも踵の外反と偏平足は残ってしまいました。

 

38-1

 2歳

小学4年生

 

扁平足に加えて浮き指と開張足もみられましたが、肝心の外反母趾に関しては全く問題がありませんでした。

 

以前、同じ小学4年生で外反母趾角が30度あったの女の子を診たことがありました。

 

 

この子の縦アーチは普通で扁平足ではなかったのですが、ペタペタ歩きで指を使って歩いていなかったのがとても印象に残っています。(もちろん、開張足にはなっています)

 

この2人の子どもを診た臨床経験から、外反扁平足で足が過回内(過度に内側に捻じれる)になっていても、小さい頃から指を使った正しい歩き方(ゆりかご歩き)を習慣化させれば、外反母趾を未然に防ぐことが可能であることを認識しました。

 

こちらが現在(中学3年生)の娘の足の状態です。

 

39-8

 

39-9

 

小学4年生の頃と比べて、踵の傾きが少なくなってあまり外反が目立たなくなっていました。

 

右足の開張足は進行していました(先天性の開張足は改善が困難です)が、相変わらず外反母趾にはなっていませんでした。

 

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