外反母趾と縦アーチの関係 その1

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外反母趾と縦アーチの関係 その1

足の障害コラム

2017/06/22 外反母趾と縦アーチの関係 その1

あなたは『ハイアーチ』という言葉を聞いたことがありますか?

 

ハイアーチは文字通り、縦アーチが高過ぎる足のことで甲高の足とも呼ばれています。

 

 

アーチのない扁平足とは全く逆の足のことですが、今回はハイアーチと外反母趾の関係についてお話していこうと思います。

 

外反母趾の方に見られる共通の特徴は浮き指・開張足・タコですが、ハイアーチの外反母趾にも、もちろんその特徴は見られます。

 

そして、特に浮き指に関しては著明な方が多く、どちらかというと鷲爪趾になっている方が多くみられます。

 

なぜ、ハイアーチの外反母趾には鷲爪趾になっている方が多いと思いますか?

 

 

鷲爪趾は指の第3関節だけが反り上がり第2関節は逆に曲がってしまった形状で、まるで鷲の爪のように見えるので鷲爪趾と呼ばれています。

 

ハイアーチの足裏で前足部が地面に着くためには、甲の部分にある中足骨という骨がアーチが高い分、急な角度で地面に傾く必要があります。 40-3

 

中足骨が急な角度で地面に傾くと、指とつながる中足骨の関節面(指の付け根)は地面を向くことになります。(この関節が第3関節です)

 

地面に向いた中足骨の関節面に指の骨がそのままつながると指は地面に突き刺さってしまうので、必然的に指の骨は第3関節の関節面より上方に浮き上がりますが、これがいわゆる浮き指と呼ばれる状態です。

 

ですから、ハイアーチはその足の形状から先天的に浮き指になりやすく、鷲爪趾は浮き指がさらに進行(悪化)したものなので、ハイアーチの外反母趾には鷲爪趾の合併が多いと考えています。

 

今までの定説は『扁平足だから外反母趾になる!』でした。

 

40-4

 

扁平足は土踏まずがなく足裏がベターッと広がるので開張足と混同され、外反母趾になりやすいと考えられてきたようで、私も外反母趾治療を始めた十数年前はそのように思い込んでいました。

 

しかし、臨床経験を重ねていくうちに、ハイアーチなのにひどい外反母趾になっている方を診る機会が増えるようになって、当時の私は頭の中で混乱しました。

 

(外反母趾は扁平足が原因だと言われてきたのに、何でハイアーチでもこんなひどい外反母趾になってしまうんだろう?)

 

その疑問が解けたのは『外反母趾の原因は悪い歩き方にある』という概念で外反母趾を捉えるようになってからでした。

 

外反母趾の方の歩き方を観察すると、扁平足でもハイアーチでも共通しているのは指を使わないで歩いてることでした。

 

いくら土踏まずがしっかりしていても、日常生活で指を使わないで歩いていれば指に関係する筋肉は退化して、開張足になり外反母趾になってしまいます。

 

そのように考えれば、ハイアーチなのに外反母趾になってしまったり、扁平足でも外反母趾にならない人がいるのは、日常生活での歩き方が大きな影響を及ぼしているからだと説明することができます。

 

ですから、私は外反扁平足を除いては土踏まずのアーチの高低にはあまりこだわっていません。

 

むしろ、本来使うべきである“指”を自然に使って歩けるようになることにフォーカスして外反母趾治療を行っています。

 

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