外反母趾について

外反母趾研究所・東京本部

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外反母趾について

外反母趾研究所の見解

外反母趾の原因は指を使って歩いてないこと

外反母趾の本当の原因をひと言で表現するのなら指を使って歩いていないからと言えるでしょう。


あまりにシンプル過ぎるので、外反母趾の治療法ついて今までこの点が見落とされていて外反母趾=ハイヒールが原因というイメージが強いため、靴だけに注意が向けられてきました。

外反母趾は『指を使って歩いていない』という悪い生活習慣により足が退化して機能が損なわれ発症した、いわゆる足の生活習慣病です。


ですから、 装具・テーピング・サポーター・インソール・外反母趾対策の靴を使用しても、指を使って歩かなければ外反母趾の痛みや変形の根本的な改善には至りません。

歩行の側面

外反母趾の原因となる『指を使って歩いていない』歩き方をさらに詳しく表現すると、足裏の体重移動が指のつけ根で止まっている歩き方のことを指しています。


外反母趾・内反小趾・浮き指・開張足などの変形は、指が体重を支えていないことで指に関係する筋肉が退化した結果です。

また、指ではなく指のつけ根で体重を支えて歩くため、指のつけ根にストレスが蓄積されて痛みが出たりタコや魚の目ができたりします。


これに加えて踵からではなく足裏から接地してしまうと、足底筋膜などの足裏の軟部組織や指のつけ根に地面からの衝撃ストレスが蓄積されていきます。

接地比較

ですから、外反母趾の方が毎日1万歩ウォーキングしていたとしても、足裏から接地して指のつけ根で体重を支えて歩いていれば、かえって足を壊していることになります!


『健康のために歩きましょう』とよく言われますが、歩き方を間違えてむやみに歩くと、逆に健康を害する結果となってしまいます。

指に力を入れて歩いてはいけない!

指力入れ

注意しなければいけないのが「指を使わない歩き方をしているなら、指に力を入れて歩くようにしよう!」と自己流で歩き方を変えてしまうことです。


実は、ゆりかご歩きは単に指に力を入れて歩くという単純なものではないので、自己流で指に力を入れて歩いてしまうと逆に足のトラブルの原因になってしまいます。

また、巷で言われている『指で地面蹴るように・掴むように歩く』ことを指に力を入れて実践すると、かえって足を痛めてしまいます。


指を使って歩くことは『重心の前方移動』がスムーズに行われて初めて可能になるものなので、絶対に指に力を入れて歩かないでください。


『重心の前方移動』については「バスタオルウォーキング」のページをご覧ください。

外反母趾の変形の原因

外反母趾研究所は外反母趾変形の大きな原因は、『指を使わない歩き方』による親指を含めた足部の筋力低下と、親指への継続した外反(小指)方向への圧迫という2つのメカニズムにあると考えています。

メカニズム1. 親指を含めた足部の筋力低下

外反母趾変形と筋肉

『指を使わない歩き方』を続けていると、足の横アーチの構成に関与する筋肉が衰えることによって横アーチが徐々に崩れて足の横幅が広がり開張足になります。


足の横幅が広がると、親指の骨は付着する筋肉に外反(小指)方向へ引っ張られるため、親指は徐々に曲がって変形が進行していきます。

メカニズム2. 親指への継続した外反(小指)方向への圧迫


外反母趾になる方は親指の腹の部分ではなく、付け根の部分で地面を蹴り出すように歩いています。
そのため、歩行の最後に足部が縦アーチを潰すように内側に捻じれるため、親指の側面は常に地面から外反方向へ圧力を受けるようになります。


体重を支える仕事をしない親指は筋力が低下しているため、この外反方向への継続した圧力に逆らえず、徐々に外反変形が進行していきます。 

外反母趾の歩き方

※足部が縦アーチを潰すように内側に捻じれる状態を医学用語では過回内(かかいない)と呼んでいます。


欧米の足病学では過回内が外反母趾の原因と提唱していますが、外反母趾になる足の全てが先天的な過回内の形状にはなっていません。


外反母趾研究所では外反母趾の共通項は『指を使わない歩き方』にあり、その結果、二次的に誘発されて過回内が発症すると考え、根本的な歩行改善に取り組んでいます。

過回内の比較

靴を履かずに素足の生活をしていても、歩き方が悪ければ親指の側面は地面からの圧力を受け続けます。

素足やサンダルの生活をしていても外反母趾になるのは、このような『指を使わない歩き方』をしていることが原因と考えています。


上の画像は歩行改善指導前・後を比較したものですが、本人が意識して歩行改善に取り組むことで、素足の状態でも過回内歩行を根本から矯正させることが可能となります。

外反母趾の痛みの原因

メカニズム1. 『指を使わない歩き方』による地面からの過剰なストレス


外反母趾の方は親指をさらに小指方向に曲げてみれば分かりますが、親指を外反しただけでは痛みが出ることはありません。


当院では外反母趾の痛みの原因を「親指が曲がってくるから」ではなく、『指を使わない歩き方』によって親指の付け根にストレスが蓄積された結果と考えています。

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時々、歩いていない時でも患部がズキズキと痛む方もいますが、長時間の歩行の後に発症するものが多く、この症状も歩き方に原因があります。

 外反母趾の変形は親指の曲がりばかりに意識を向けがちですが、親指の付け根を横から観察すると、そのほとんどが太く膨らんでいて、急性炎症の腫れとは違い骨が膨隆しているような硬い触感があります。

この状態は、毎日の歩行で親指の付け根が地面に叩きつけられ・体重を支え続けることで、親指の付け根の骨の骨膜や毛細血管が破壊され骨化した結果と考えています。 

外反母趾の痛みを改善させるためには、『指を使わない歩き方』をやめて親指の付け根にストレスを蓄積させない歩き方に変えることが必要なのです。


※骨化するのは経過の長い外反母趾のケースで、若年層の付け根の太さは炎症によるものが大きいと考えています。

メカニズム2. 過回内歩行による靴からの過剰なストレス

過回内の足

外反母趾になる方は親指の付け根の部分で地面を蹴り出すように歩いているため、足部が縦アーチを潰すように内側に捻じれ(過回内)ます。


足部が内側に捻じれることで親指の付け根(特に側面)が靴から過剰なストレスを受け続けるため痛みや炎症を起こします。



歩行改善に取り組んで変形がまだ改善していないにも関わらず、今まで痛くて履けなかった靴が履けるようになるケースは、過回内歩行が矯正されて親指の付け根が靴からの過剰なストレスを受けなくなるからだと考えています。

外反母趾の足に発症するトラブル

外反母趾と浮き指

外反母趾と浮き指

外反母趾の方は体の重心が後ろに片寄っていて(後方重心)、踵に体重をかけ過ぎて立ったり・歩いている傾向があります。


このため、指が体重を支えなくなるので屈筋(指を握る筋肉)が退化して指が次第に浮き上がるようになります。


この指の形状は浮き指と呼ばれて、外反母趾の足には必ずみられる症状のひとつです。

逆立ち

逆立ちをするときは、手の平から指までしっかり地面に着いて体を支えることで、体のバランスを安定させることができます。


この時、手の指は真っすぐ伸びた状態ですが、主に握る作用の筋肉が働いて指が地面を押さえつけて体を支えています。


足の指を握る筋肉は逆立ちしている時の手の指と同じように、地面に着いて体重を支える時に働きます。


ですから、指を浮かして足裏だけで体重を支える生活を続けていると、握る筋肉は退化して浮き指になります。

外反母趾と開張足

外反母趾と開張足

開張足(かいちょうそく)とは足の横アーチが崩れて横幅が広がってしまう足のことです。


横アーチが崩れる原因として、靭帯の緩み・女性ホルモンのアンバランス・肥満・関節の緩み・筋力低下などが指摘されています。


外反母趾研究所では「指を使って歩いていない」ことで、横アーチの構成に関与する筋肉が衰えることが開張足の根本的な原因と考えています。


外反母趾は開張足が進行するのに比例して症状が悪化します。


開張足の著明な進行は中高年の女性に多くみられるため、外反母趾の変形や痛みの進行もこの時期に自覚されることが多くなります。

外反母趾とハンマートゥ

ハンマートゥ

ハンマートゥは指先の形状がハンマーの頭のように見えることから命名された指の変形です。


ハンマートゥは第1関節が反って指の先端部分だけが接地して、第2関節は曲がり第3関節が過度に反り上がるため指全体は縮こまった形状をしています。


歩行指導で「指で地面をつかむように歩く」と言われることがありますが、これを忠実に行うと指先だけに力を入れ過ぎるため、長期間続けばハンマートゥになってしまいます。


外反母趾研究所が提唱する「指を使って歩く」ことは、指に力を入れて「地面をつかむように歩く」ことではありません。

外反母趾とタコ・魚の目

外反母趾とタコ

多くの外反母趾の足裏には指のつけ根の部分にタコができています。


これは指を使わず指のつけ根で蹴り出すように歩いていることが原因なので、削ってもしばらくするとまたタコができてしまいます。


日常生活の中で指のつけ根にストレスを蓄積させないように歩くことが根本的な予防・改善につながります。

外反母趾とモートン神経腫

中足骨骨頭部

モートン神経腫と呼ばれる第3・4趾に好発する痛みやしびれは、指のつけ根の部分を走行する足底神経(黄色の線)に腫瘤ができてしまうことが原因とされています。


なぜこの限局した部分に腫瘤ができるのか明確な指摘はないようです。


外反母趾研究所は「指を使って歩いていない」ことで、第3・4趾のつけ根の部分に長期間ストレスが蓄積された結果、足底神経に腫瘤ができたと考えています。

男性の外反母趾について

男性の外反母趾

外反母趾=女性のイメージがありますが、もちろん、男性でも外反母趾になってしまいます。


ただ、女性と違ってハイヒールなどの足に負担のかかる靴を履かないことや、女性よりも筋力があり多少の変形では痛みが出ないため本人にはあまり意識されることが少ないようです。

意外に思われるかもしれませんが、外反母趾研究所に来院される外反母趾の男性の方は、趣味のスポーツなどで足をよく使う方が多い傾向にあります。

外反母趾以外の足のトラブルにも対応しています

開張足・内反小趾・タコなども対応

内反小趾・タコ

外反母趾以外にも足のトラブルには内反小趾・開張足・タコ・魚の目・ハンマートゥや足の各所の痛みがありますが、これらも悪い歩き方が原因です。

ですから、これらの足のトラブルもテーピングやインソールでサポートするだけでは、根本的な改善になかなか至らないのです。

外反母趾研究所・東京本部ではこれらの足のトラブルに対して、『ゆりかご歩き』『バスタオルウォーキング』という歩行改善法を用いてアプローチをしています。
 

外反母趾研究所の書籍・DVD

外反母趾の新しいアプローチ法

痛みが出る前に外反母趾治療を

外反母趾の施術を積極的に行っている当院では、外反母趾の痛みが出てしまう前の予防にも力を入れております。

子どもの頃から早めに歩き方の改善をすることで、外反母趾の変形を防止することができ、足指の脱臼や痛みを感じることなく、快適に歩き続けることができます。

体幹の使い方を含めた総合的なアドバイス

体幹の使い方を含めた総合的なアドバイス

外反母趾研究所は外反母趾の原因となる悪い歩行については、足首から下だけに問題があるとは考えておりません。

膝や股関節の動き・重心の移動・ボディバランスなどの体幹の使い方も含めた総合的な観点から歩行分析を行い、個人に合った歩行改善指導を行っています。


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